Drupal Con 2016 ニューオーリンズに参加したレポートの第2弾です。
(第1弾はこちらです。「DrupalCon 2016 ニューオーリンズ 現地レポート」)

ブースの出展

DrupalConでは、各セッションの他に各社のブース出展があり、かなり数の出展がありました。

バスケットのゲームや卓球できる場所があったりしています。

そして、DrupalのAssociationのブースもあります。いつもはグッズの展示即売があったのですが、今回はDrupal関連のシールの無料配布のみで販売がありませんでした。

Gennai3株式会社のブース出展

Drupal Con 2016 ニューオーリンズ 現地レポートに記載しましたが、現地で日本の会社の方が6社 10名近くの方々がいらっしゃいました。

その中で、今回はDrupalConにブース出展されたGennai3株式会社の代表の程田さまにご協力いただきインタビューできました。また、程田さまはブース出展だけではなく、BOF(Birds of a Feather)というテーマを決めて参加者間で話し合うセッションも開催されています。BOFの資料は、こちらからダウンロードできます。
なお、程田さまは毎月、東京や横浜でDrupalの勉強会を開催されておられますので、ご存じの方も多いかも知れません。

1.Drupalを利用されたのはいつ頃からでしょうか?

Drupalは、2009年の後半から利用しました。

2.Drupalは他のCMSに違って何がよいでしょうか?

Drupalは開発ガイドラインなどがしっかりしていて、大きなコミュニティのため技術者が多く解決が早いと思います。
同じような問題は誰かが、どこかで経験し、情報共有ができています。
また、Webページを作成するだけではなく、高機能で柔軟なサイト構築ができるところが良いです。

3.Drupalの勉強会を実施された経緯を教えて下さい。

Drupalコミュニティを広げるために、他のCMSユーザーやこれからCMSの利用を考えている人達にDrupalの良さを理解してもらうために始めました。
Drupalは奥が深いため、簡単に使える印象を持っていただくために勉強会のタイトルは「やさしく学ぶ」という言葉を使いました。

4.Drupalはどういったサイトに適しているのでしょうか?

高機能で基礎がしっかりしているのがDrupalです。Webページやブログ作成だけではなく、その中にEコマースの機能、コミニティサイトの機能などの汎用CMSとして開発されています。
また、ユーザー管理、多言語、スマートフォン、モジュール、webサービスなどが優れています。
ユーザー管理ではコミュニティサイト、会員向けサイトなどで十分に利用できます。多言語対応では、さまざまなWebサイトやスマートフォンに適用できます。モジュールは、サイトの拡張が必要な場合に効率的に開発運用できます。webサービスは、今後増える他サイトとの連携で役立ちます。

5.今回のDrupalCon ニューオーリンズでブース出展された経緯を教えて下さい

弊社は、2010年のDrupalCon SanFransisco に参加して以来、久しぶりに今年(2016年)の2月のDrupalCon Asia インドのムンバイから参加しました。インドは知り合いのDrupal開発会社(axelerant.com)との親交があったためです。また、インドでの参加を機にDrupal Associationとの交流も進みました。
現在ツーリズム分野のDrupalビジネスを推進するために、申し込みギリギリでDrupalCon ニューオーリンズに出展しました。
米国のDrupalコミュニティは大きく、主要な事業者が参加しており、その人たちとのコミュニケーション、ツーリズムでお世話になっているBluespark社(www.bluespark.com)との協力でBOFも行いました。

6.今後、日本でDrupalの展望をお願いします

Drupalの日本語での情報発信と学ぶ環境が増えれば、海外での成功がもっと日本に浸透すると思います。
Drupalの多言語やスマホ対応、東京オリンピックに向けてニーズが高まっています。そこで、Drupal普及のために、先月、キンドル版のDrupal 7 入門書を出版しました。今月、Drupal 8 版の入門書も出版します。多くの人にDrupalの良さを理解していただけるように努力しています。

2016年10月24日 CI&T様のDrupal最大イベント

CI&T株式会社のゼネラルマネジャー上田さんから非常にエキサイティングな情報をいただきました。

CI&Tさんは、今年の10月24日に東京でDrupalの大イベントを企画されています。500人規模のイベントで、日本ではCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)のイベントとしても過去最大級になると思います。

今から、とても楽しみにしております。今後、イベントの詳細が分かりしだいブログにもアップしていきます。

日本でのDrupalの普及

DrupalCon ニューオーリンズでは、国別参加者数で日本はトップ10に入っていました。私がお会い出来ていない人もいらっしゃると思います。
昨年のDrupalCon ロスアンジェルスに比べて、確実に日本の参加者が多かったと思います。

最近、日本でクラウドソーシング上でのDruaplの仕事の依頼、あるいは求人サイトでDruapl指定での求人がを見かけるようになりました。私がDrupalを使い出した時には考えられないことだと思っています。

Drupalの日本での普及は確実に進んでおり、キャズムを超える日は近いと思います。世界の国々では当たり前のように使っており、その波は確実に日本に来ていると感じています。