第5回 石狩データセンター3号棟 建設レポート その5【最終回】
みなさまこんにちは、編集部の広中です!
今回は以前まで3号棟の建設レポートを書かれていた北野さんに代わり、昨年の2017年11月13日に完成した「さくらインターネット石狩データセンター内部」の様子をお届けします。内装工事が完了した3号棟内部のご紹介、現地での工事関係の諸対応をされていたさくらインターネット北野さんへのインタビュー、さらには実際に建設作業を行った鹿島建設株式会社の日比野さんへインタビューの3本立てでお送りしますので、最後までぜひご覧ください。
また、さくらのナレッジでは過去4回に渡り完成までの工事の様子をご紹介してきました。工事中の状態から現在の完成までの変化を楽しむこともできますので、よろしければこちらも合わせてご覧ください。
さっそく石狩データセンター3号棟の中をご紹介!
さっそく完成した3号棟の内部をご紹介いたします。受付で手続きを済ませたあと、北野さんの案内で白を基調とした廊下を歩いていきます。
2階にある廊下を歩いていった先にオフィスがありました。途中に置かれていた社員の方の休憩用の卵型椅子もおしゃれ! 座り心地も抜群です。
「見える化」を意識した開放的なオフィス
とても開放的な印象のこちらのオフィスでは、ふだんは約50名ほどのスタッフの方が働いているそうです。3号棟で働いているスタッフの方は、大体こちらのオフィスで作業をされることが多いそうですが、石狩データセンターでは「フリーアドレス制度」を採用しているため、後述する多目的室などで作業をされる方も多いとのことでした。
できるだけ「仕切り」となる壁をなくした設計となっており、先ほどの廊下からもオフィス内をすべて見渡すことができる設計となっています。隣接する会議室も仕切りがすりガラス(透明)です。この設計は、さくらインターネット田中社長の意向で「壁をできるだけなくし『見える化』をしよう」という狙いがあるのだそうです。実際、この取り組みによってスタッフ同士のコミュニケーションがとても増えたとのこと。
スタッフのアイディアが詰まったオフィス、その理由とは?
オフィス内のデザインは「施工業者さんにお任せするのではなく、自分たちが主導して作りこもう」という方向性で、さくらインターネットのスタッフがデザインや設計部分の企画に深く携わったそうです。スタッフの思いをそのまま反映させたオフィスは「働きやすさ」が意識された温かみのあるオフィスでした。
オフィス内にはバランスボールや、休憩スペース(ラウンジ)もありました。「働きやすい職場環境」は現場のスタッフさんたちが自主的に考えて取り入れているのだそうです。
これからも増加予定のサーバールーム
続いてサーバールームを見せていただきました。厳重なセキュリティゲートを越えるとその先に長い廊下があります。
この廊下は各サーバールームへと繋がっています。
第4回の記事時点ではガランとしていたサーバールームですが、今ではこのようにいくつものサーバーが設置されています。しかも取材時も工事中で、まだまだこれから先増やしていくとのこと。この状態のサーバールームが今後どのようになっていくのか今から楽しみですね。
新しく3号棟に取り入れられた「間接外気冷房」とは?
ここ3号棟は、1号棟2号棟の「直接外気冷房方式」と違い「間接外気冷房方式」を取り入れています。
- 外気を直接取り入れない
- サーバルームと空調機械室で空気を循環させている(暖気を空調機械室に逃がし、冷気を空調機からサーバルーム内に吹き出す)
- 空調機械室の空調機と室外機置場の室外機との間で冷媒を循環させている
- 室外機で外気を使って冷媒を冷やしている
- 空調機で冷媒を使って空気を冷やし、サーバルームに吹き出している
といった機能を持つ間接外気冷房は、一見、直接外気冷房と比べて非効率に感じます。しかし実際は
- 直接外気を取り入れないため、塩害防止や除塵を目的とした大量のフィルター交換を減らすことができる(コスト低減)
- 湿度の急激な変化が起こりにくく室内の温湿度コントロールがしやすい(=設備員による手間を軽減=人的コストの軽減)
上記の理由により直接外気冷房よりもランニングコストを削減することができるのです。詳しい情報はさくらインターネットのホームページにてご紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください。
まるでキャンプ場! スタッフ憩いの多目的室
続いては3階にある「多目的室」を案内していただきました。階段を上った先のドアを開けると、オシャレなバーとキャンプ場が融合したかのような広いスペースが!
一見するととてもデータセンターの中とは思えない光景ですが、こちらは普段、イベントやさくらインターネット各拠点間のグループビデオ会議の際に使用され、スタッフにも常時開放されています。日々の業務に疲れたスタッフがちょっと休憩のために立ち寄ったり、コミュニケーションの場として利用することが多いそうです。
ここからはそんな魅力があふれる多目的室のほんの一部をピックアップしてご紹介いたします。
部屋の奥には仮眠スペースとシャワールームもありました。データセンターでは24時間365日、お客様からお預かりした大切なサーバーの安全を見守るため、有人での監視業務が行われています。夜勤で働くスタッフのため、こういったケアができる設備も重要なんだそうです。デザインもレトロモダンな雰囲気で統一されており、思わず夜勤スタッフの方ではなくても宿泊してしまいそうです。
以上、ピックアップでした。さくらインターネットの良い意味での自由度の高さと、働きやすい環境を社員自らが作っていこうという思いを感じました! これだけリフレッシュできる環境が整っていると、スタッフさんも最高のコンディションでいつでも働けそうですね。
さくらインターネット 北野さんに聞く3号棟のコンセプトとは?
3号棟を一通り案内していただいた後、北野さんにインタビューを行いました。なぜ3号棟はこんなに色々とすごいのか? 他の1号棟2号棟と仕様が異なるのか? 気になることすべてを質問させていただきましたのでご紹介いたします。
北野 智永さん 技術本部ファシリティチーム所属。さくらインターネットでの勤続年数14年目。 大阪でアビューズ業務を経験ののち、法務担当として東京支社で実務を積む。 その後、畑違いの石狩データセンターでの勤務に憧れ、転勤を自ら立候補し配属される。 現在は、ファシリティチームとして、施設設備全体の管理や業者との契約周りを担当。 |
新しいものだらけの3号棟。そのコンセプトは?
ーーさっそくですが、1号棟2号棟に比べて3号棟は異質な印象を受けます。コンセプトはなんだったのでしょうか?
北野:まず、石狩データセンターは一番最初の6年前の時点で、全体の完成図は1号棟から8号棟までを作るという想定でした。ただ、一度にすべての棟を立てるのではなく、その時々で必要な分だけを建設するというコンセプトがありました。最初に1号棟と2号棟を作り、その5年後新たに3号棟を作るとなったときに、ゼネコンの会社複数社でコンペを行い、3号棟のコンセプトを提案してもらったのですが、今回建設に携わっていただいた鹿島建設さんから「3号棟をすべての棟の中心に。将来的に増えていく4号棟5号棟といった棟の中で一番中心のハブの役割とする棟にしよう」という提案がありました。
ーーなぜ、3号棟が中心のハブの役割を担うのでしょうか?
北野:石狩データセンター全体ができあがったときに、1号棟2号棟にもともとあった事務所・管理室があると一番端がすごく遠くなってしまうことが想定されます。直線距離にすると300mくらい離れてしまうので、何か緊急事態があったときに端からダッシュでかけつけても5分以上かかってしまう。となると、緊急時の対応が遅れてしまいます。そこで鹿島建設さんに「石狩データセンター全体ができたときに中心となる、他の4号棟5号棟ができたときに行き来しやすくなる」といったコンセプトを提案してもらったので、その案を採用したというのが3号棟の経緯とコンセプトです。
北野:1号棟2号棟と3号棟は建設会社さんが異なるので、見た目上もかなり異なっています。なので、将来的にまた違うゼネコンさんに作っていただく可能性もあるので、今後のデータセンターも全く違うデザインになる可能性もあると思います。それぞれの棟でコンセプトが違うのですが、実は中身も違いがあり、サーバールームの仕様も大きく異なります。電源の供給方式も直流供給に変えたり、冷房の方式を壁からにするか天井にするかなどです。その時々の最新技術や思想、インターネットで求められているものというものを取り入れています。なので、1度に複数の棟を建設するのではなく、その時々に増設していっています。常に検証や実験している感じです。
ーー設備管理をされている北野さんはとても大変じゃないですか?
北野:設備管理をする上で、毎回仕様が異なるので覚えるのは大変です。古い施設から見ていくと「このサーバールームではこういう方式を試したが、こういう問題や不満があった」だから次のサーバールームでは「その問題を新技術でこう解消しました」といったストーリーが見えるので、見る人からすると面白いかもしれないですね(笑)
ーー改めて、石狩データセンターの特出しているところはなんでしょう?
北野:日本のデータセンターの中でも、一番最新でチャレンジャーなデータセンターだということだと思います。サーバールームごとや建物ごとに仕様を変更したりと、その時々で効果がまだはっきりしていないような最新技術を入れてみたり、ものによっては実験中の技術というものも運用してみたりしています。本来そういうことをすると安定性や運用性が下がり、ランニングコストも増加してしまうのですが、それらのデメリットを許容してでも色んなことを試してみる。ただし、これらによってセキュリティ面が下がるようなことは決してあってはいけません。その点については細心の注意を払っています。なので、運用する側の大変さはどんどん上がっていきます(笑)運用面での簡易さというのは犠牲になっていますが、働いている側からすればそれはそれで楽しいと感じています。新しい技術が入ってくることによって、慣れや惰性的に続くことはなく、常に新しいものが入ってくることで刺激を受ける。「今まで通りのやり方をしていたらこの施設で運用ができない、では新しい技術をどうすればいいのか」というのをみんなで考える。これによって思考が凝り固まるということはなくなっていると思います。もちろん大変ですけどね(笑)
思い切った施策は田中社長が発案。社員のやりたいことが実現できる会社を目指して
ーー取材中感じていたのですが、さくらインターネットのスタッフさんはみなさんとても会社が好きですよね!
北野:弊社の社員は「さくらインターネットが大好き」という人が多いですよね(笑)一番大きいのは田中社長の影響だと思っています。田中社長は「社員がほんとうに働きやすい環境」「社員がやりたいということを全力でフォローして、やらせてあげたい」という風土を作ろうとされています。やりたいということに難癖つけて、リスクや効果を考えてやらせないということをしたくないんです。「やりたいというのであればまずやらせてみる」まずはみんなでサポートする方法を考える。実際に成果が上がらなくても別にそれは構わなくて、やってみることに価値があって、やったことでその次に繋がるものが生まれるという考えです。とにかくチャレンジすることを怖がらない会社にしようという働きかけがあります。
北野:そこでみんなががんばって会社が成長すればお客様にも喜んでいただける。経営者であるのにすごく聖人君子のような方だと思っています。そういうところがすごく会社そのものから人間関係のトラブルというものが生まれづらいのかなと思います。田中社長の考えが社員にも波及しているのかと思います。
ーーオフィスの壁をできるだけ無くしたり、先ほど見せて頂いた多目的室も田中社長の発案でしょうか?
北野:はい。「スタッフのコミュニケーションがとれるように見通しがよく、壁などを取っ払いたい」「みんなで合宿みたいなのをできるような部屋にしたいよね」といった、大元の発想は田中社長がぽっと提案されました。田中社長がこういうイメージを実現したいと言うなら、それを現実化するためにこうすればいいのではないか、こういうデザインにしたらそのイメージになるのではないか、などをみんなで考え実現されたのが今回の多目的室です。
ーー素敵な取り組みですね! 実際出来上がってみて皆さんの反応はどうですか?
北野:実際出来上がってみると、みんな面を食らっているのではないでしょうか(笑)会社の中でああいうプレイルームのような場所が存在しているというのはなかなか体験したことがないと思います。ただ、そういうデザインなど遊び心は最近のIT系の企業に多いじゃないですか。グローバルな感じの流行りをどんどん取り入れていこうという考えを感じます。僕自身はべたな事務所でいいと思うタイプではあるんですけれど、そういう既存の価値観にとらわれない「良いものは取り入れていこう、やってみてだめだったらそのときに考えよう」という柔らかい考え方というのが社内全体に浸透しているのかな、と感じます。みんなお昼にノートPCを広げながらサンドイッチ食べたり「オシャレな働き方」をしていますよ(笑)他にもスクリーンをおろしてDVDを映して鑑賞会をしたり、立食会を新年会で行ったりということはやりました。
ーー北野さんはもう、あのハンモックで寝そべりましたか?
北野:実は怖くてまだできてないです。滑り台もケガしそうで怖いですよね(笑)
さくらインターネット全員で目指す"世界のデータセンター"
ーー今後の展望はありますか?
北野:無謀かもしれないですが、Amazonなどの外資系のとんでもない世界規模のデータセンターと渡り合えるデータセンターといわれるような施設にしたいです。世界的な大きな企業のデータセンターと比べるともちろん足りない部分はあります。国内ではハイレベルだとは思うのですが、それでも世界と比べるとまだまだ足りない。世界と戦えるレベルのデータセンター、トップクラスのデータセンターと言われるデータセンターにしていきたいです。
北野:そのためには、施設そのものの設備面などを世界トップクラスにするのはもちろんだと思いますが、それ以上に働いている人たちの品質、世界クラスで働いている人たちと同レベルに運用ができる人材が集まるような施設にならないと実現しないだろうなと考えています。どれだけすごい設備がそろっていても、それを動かせる人間が追い付いていないと世界に届かないと思うので、それを使いまわせる人材にみんなが成長していくことが重要だと思います。これはきっとデータセンターで働いている社員だけではなく、全社のスタッフにいえることだとも思います。
ーー最後に読者の方にメッセージをどうぞ
北野:この全5回のレポートを見てくださったみなさまが、少しでもさくらインターネットに興味を持っていただき、さくらインターネットとはどういう会社なのか雰囲気といったものを感じていただいて、さくらインターネットという会社を好きになっていただけたらいいなと思います!
ーーインタビューのご協力ありがとうございました!
鹿島建設株式会社 日比野さんインタビュー
続いて、実際に3号棟を建設された鹿島建設株式会社の日比野さんに、北野さんを交えてインタビューを行いました。建設にあたって気を遣われたところや苦労があったところなどをご紹介していただきます。
日比野 貴生さん 鹿島建設株式会社 北海道支店勤務。 石狩データセンター3号棟の建設において設備工事の管理・現場監督を務める。 |
既存棟で働くスタッフさんに配慮した1年間
ーー3号棟の建設について、期間としてはどの程度かかったのでしょうか?
日比野:この工事が2015年の10月から着工していて、建物としては2016年の年末に完了しました。なので1年3か月くらいですね。ただ、冬季期間は3か月くらい閉鎖期間もあったので実質1年くらいです。
北野:3号棟はかなり大きい印象なのですが、1年での建設はとても早く感じましたね。
日比野:そうですね。メインの骨組みが鉄骨なので制作さえできればそこからは早いですね。あとはやっぱり中が未実装な部分が多く、1/8室しか実装しないということもあったので、この短いスケジュールで建築することができました。
ーー建設にあたって特別意識されたところはありますか?
日比野:やはり既存棟の、さくらインターネットさんの運用に支障をきたさないっていうところが一番気を付けました。それは音だったりとか振動であったり、埃といった建築的な面もあります。既存棟の接続部分を切り替えたりするときには機能的な部分、例えば自動火災報知設備(※火災により発生する熱や煙を自動的に検知し、受信機、音響装置を鳴動させて建物内に報知することにより、避難と初期消火活動を促す設備)であるだとか、水や電気というところでも、機能の停止などでご迷惑をおかけしないように注意を払いました。
北野:たしかに。接続のときは本当にすごく気を使っていただいたなという印象があります。
ーー設計について、災害対策など他の建物と違った点はありますか?
日比野:設計を担当した者から「こういう思想で設計されてるんだよ」という、引き継ぎがありました。その打ち合わせ中で、特に重きを置いているなと感じたのは「既存棟の発電機を何かあれば3号棟発電機の負荷に供給する」というところです。今回既存棟の発電機を使うということの中で、今まで定まり決まった負荷にしか一対一で供給しなかったものを並列化するという工事を、我々の方でやらせていただいているんですけれども、それによってやはり単純に1台の発電機が故障したとしても、容量さえ賄えていれば、全て発電機が使えるという状態になったので、そういった意味ではかなり我々の工事が入ったことによってその部分のリスクヘッジは進んだのかなと思います。これが他の建物と大きく異なった点です。
思い切った提案。キーワードは「挑戦」
ーー鹿島建設さんが今まで作ったデータセンターとの違いはありますか?
日比野:弊社の中で初めてやらせていただいたのが、サーバールームの空調システムである間接外気冷房ですね。土地柄非常に涼しいということで外気を使った冷房という意味では、既存棟でもやられているということなんですけれども、我々の方は直接取り込むのではなく、あくまで間接的に冷たい外気を使ってあげるというシステムを今回新しく入れさせていただいておりまして、これは完全に初めての試みということになります。
北野:間接外気を提案いただいた意図はなんだったのでしょうか?
日比野:コンペのときに既存棟で、調湿の部分でちょっと多少手間取っているというような話をさくらさん側からお伺いしており、それを排除するという意味で間接外気冷房が有効であったというのが理由です。また、我々はこの大プロジェクトに関しては、チャレンジャー側だったと思いますので、やはり今までを踏襲したものを提案するということになってくると、既存棟を施工された業者さんに勝ちづらいという部分があったと思われます。そういった意味で、新規性のあるものかつ、優位性のあるものという意味で御提案させていただいたということと思います。
北野:うちの会社「チャレンジ」好きですからね!(笑)
日比野:そのあたりも弊社の営業担当の心積もりもあったんだと思います(笑)
北野:建物自体の建設が終わったあとも鹿島建設さんに本当に色々とフォローをしていただいたのですが、そんな中で印象に残っていることなどありますか?
日比野:実はゼネコンの設備の工事を担当する人間は、竣工後の対応の窓口になるということはよくあります。建物の外観や見た目に関わることは出来上がってみればすぐに見てわかるんですけれども、設備的な面っていうのはやはり使い始めてみないとわからないというところが数多くあると思います。3号棟の場合は竣工後しばらくサーバールームに機器が入っておらず、オフィスも使用されておりませんでした。最近になって、使い始めるにつれて使い勝手や機能面のご指摘も出てきておりますが、本格的に対応させていただくのはむしろこれからだと思っています。
ーー最後に、さくらインターネットにメッセージをいただければと思います
日比野:鹿島建設代表とは私のような若造が言えないのですが、私個人としては、石狩のデータセンターっていうのはもう完全に0からさくらさんが自前で作り上げてきているデータセンターですので、ぜひ我々を使って、さくらさんの中でも特に「挑戦的な部分」をどんどんと試していただき、それこそ世界で最新鋭のデータセンターにしていっていただければと思います。それに付随して我々の仕事も認められるかなと思っておりますので、これからも無茶な依頼でもなんでもしていただければと思います!
まとめ
最新技術と遊び心が溢れる石狩データセンター3号棟のご紹介はいかがでしたでしょうか。さくらインターネットの「挑戦」と、お客様により良いサービスをお届けしたいという気持ちが伝わりましたら幸いです。
本記事で、石狩データセンター3号棟の建設レポートは最終回となります。これからさらに進化をしていく、さくらインターネット石狩データセンターの活躍を今後ともぜひご注目ください!