EC-CUBEの導入をさくらのレンタルサーバで挑戦してみた(予告編)
みなさま、初めまして。
ハイモジモジの松岡と申します。ステーショナリーを中心としたアイテムを企画・デザインしている会社の者です。このたび、縁あって、こちらのブログで短期集中連載を始めさせていただくことになりました。
テーマは「さくらインターネットのサーバーで、EC-CUBEを導入してみた」です。
もともと「SHOP MOJIMOJI」という直販サイトをこしらえて、自前で運用しているのですが、
・他社のレンタルサーバーからの移行を検討していた
・ショッピングカートのCGIスクリプトを見直す時期に来ていた
・以前から関心のあった「EC-CUBE」の導入を考えていた
という経緯があり、ならば「まとめてかかってしまえ」ということで、「サーバー移行&EC-CUBE導入」の二本立てで進めることになりました。しかもその過程を「ブログで連載しないか」というお声掛けまでいただいて、まさかの三本立て企画に発展。面白いことになってきました。
「EC-CUBE」はカスタマイズが容易で、ショッピングカートを自在に構築できる、そんな噂を耳にしておりました。非プログラマーながら「何とかなるだろう」と高をくくっていた面もありました。
甘かったです、自分。
サイトの更新作業を簡略化しようとするあまり、逆にデータベースが絡んで複雑化してしまったり、来年4月から消費税が8%に変更されることも念頭に置く必要があったり、せっかくだからとCSS まで整え始めていたら、ずいぶん大掛かりなことになってしまいました(今なお水面下で進行中)。
単なるサーバー移行であれば、さしたる苦労はなかったはずです。ウェブ上には先行事例もたくさんありますし。しかし自社サイトならではのアイテム特性だったり、コンテンツ構成なりも加味して独自にショッピングカートをカスタムすることは、単なるリニューアルより、あるいはゼロからこしらえるよりも、はるかに困難なものでした(今なお進行中です)。
そんなトラブル続きの様子を皆さんの「反面教師」にしていただければと思い、今回は個別具体的な事例をつづらせていただければと思います。
連載第1回の公開は、2014年1月初旬。短い間ですが、どうぞお付き合いくださいませ。