石狩データセンター3号棟 建設レポート その4

昨年12月末、ついに石狩データセンター3号棟新築工事が完了し、引渡しが行われました。今回は引渡し後の3号棟の様子をご紹介します。

こちらは3号棟を正面から撮影したものです。画面左に1・2号棟と3号棟を繋ぐ連絡通路が見えます。

連絡通路を下から見上げるとこんな感じです。

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こちらは正面から入ったエントランス部分です。
エントランス正面には、札幌軟石を使用した意匠壁が設置されています。

エントランスから館内へはフラッパーゲートを通りますが、1・2号棟のものより背が高いゲートが採用されています。

次は貨物エレベーターからサーバ室へ続く廊下です。
貨物エレベーターはフォークリフトが乗り入れることができる大きなもので、そのままサーバ室までラックや大型の機材等を運び入れることができます。

フォークリフトは下記の荷捌き室側のエレベーターから乗り入れ、反対側のサーバ室側の廊下に抜ける形になります。

ちなみに、1階のサーバルームや電気室はまだ未実装状態なので、以下のようにがらんとした状態です。

次は2階部分のご紹介です。
冒頭で1・2号棟と3号棟を繋ぐ連絡通路をご紹介しましたが、内部から見ると棟間の接続部分で折れ戸の自動ドアが設置されています。折れ戸が採用されたのは、通常の自動ドアでは戸袋を設置する必要があり、通路幅が狭くなるので、これを避けるためです。

連絡通路を抜けると木サッシを使用した窓のあるアーチ状の空間にでます。

こちらはキッティングルームの様子です。ケーブル用のラックが天井面に設置されており、電源ケーブルは天井からぶら下がる形となっています。

次は実装済みのサーバルームです。
ただし、照明やラックの設置およびLAN配線等はこれからで、現状は電源やセンサー、空調設備、消防設備等の実装が完了した状態となります。

空調は間接外冷方式が採用されており、下記1枚目の画像の空調機に対して、冬場は2枚目の画像の間接外冷ユニットで、夏場は3枚目の画像の空冷チラーユニットで、春秋の中間期は両方を併用して冷水を送り、サーバ室内を冷やすことになります。

こちらは電気室の様子です。3号棟では1・2号棟と異なり、電気室に大型のUPSを設置し、そこから各サーバルームへ給電する方式を採用しています。

最後は3階です。
3階の部屋部分もまだ未実装なので、がらんとしたむき出しの状態です。設備的にはサーバルーム以外の空調機の室外機や排煙機等が3階に設置されています。

いかがでしたでしょうか?
建物としては完成し、一つの大きな山場を越えましたが、細々とした残工事や事務所部分の内装工事およびサーバ室の実装工事等、3号棟が稼働するまでにはまだまだ工事が続きます。

次回は事務所部分やサーバ室内の実装工事の模様をご紹介したいと思いますので、もう少しおつきあいください。