Windows OSも、さくらのサーバで!

さくらインターネット営業部の酒井です。
今回、お伝えしたいことは、「さくらの専用サーバ」と「さくらのクラウド」でWindows OSを提供をしていますよ!…というシンプルなメッセージです。

というのも、お客様になかなか認知が行き届いていないようで、Windowsの関係したお問い合わせをいただくことが実際少ないのです。法人企業の情報システム担当者様は、一番Windows ServerOSを選定することが多いと思いますので、当記事では、情報システムの方に向けて、さくらのサービスがいままでのオンプレミスと比較して、どれだけ利便性が高いかをご説明させていただきます。

まずは、当社でご提供しているWindows Server OSを搭載可能なサービスと、VPN(当社環境とセキュアな接続をする回線)について紹介させていただきます。

Windows Server OSを搭載可能なサービス

Windows環境を提供しているサービスは
さくらの専用サーバ」「さくらのクラウド」の2つです。
それぞれ次のようになっています。 (2014年12月現在)

▼さくらの専用サーバ

Windows Server 2008 R2 Standard Edition
Windows Server 2012 R2 Standard Edition
Windows Server 2012 R2 Datacenter Edition

また、Microsoft SQLがあります。

Windows Server 2008 R2用 オプション
SQL Server 2008 R2 Web Edition
SQL Server 2008 R2 Standard Edition
Windows Server 2012 R2用 オプション
SQL Server 2012 Web Edition
SQL Server 2012 Standard Edition
SQL Server 2012 Enterprise Edition

▼さくらのクラウド

Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition
Windows Server 2008 R2 for リモートデスクトップ
Windows Server 2008 R2 for リモートデスクトップ(MS Office付き)
Windows Server 2012 R2 Datacenter Edition

また、リモートデスクトップのプランもございます。

RDS SAL(1ライセンス)
RDS SAL MS Office付き (1ライセンス)

関連ナレッジとして下記のサイトにDatacenterEditionの利用法の説明がございますので、参考までにご覧いただければと思います。
>>Windows Server Datacenter Edition / さくらの専用サーバ
>>Server 2012 Datacenter でライブマイグレーション / さくらのナレッジ

拠点間VPN接続サービス

次に、拠点間VPNを結ぶためのサービスをご紹介させていただきます。

・さくらの専用サーバ
 L3VPNファイアウォール
 >>ファイアウォールサービス / さくらの専用サーバ
・さくらのクラウド
 VPCルータ
 >>アプライアンス「VPCルータ」に関する情報 / さくらのクラウドニュース

また、さくらの専用サーバ、さくらのクラウドのどちらでも利用できるサービスとして下記のものがあります。

 外部回線接続 VPN接続
 >>外部回線接続サービスとは

ケーススタディ

次に、以前にお客様よりお問い合わせがあった要件を基に、オンプレミスと当社サービスを比較したものをケーススタディとしてご紹介いたします。

検討のきっかけ
サーバ機器の老朽化による機器リプレイスをきっかけに、これまでと同じように機器を再度購入するか、それともホスティング環境で構築をするかを検討することに。

要件

● 既存のシステム環境を移行できること
● オンプレミスでのシステムリプレイスと比較し5年間のトータルコストを下げること
● 情報システム部の人員増加が見込めないため運用負荷の軽減
 

システム構成のイメージ

コスト比較

オンプレミスでのコストを試算してみると、以下のようになりました。


5年間(60ヶ月)で計算した場合
初期費用8,950,000円+月額(60ヶ月)172.000円×60ヶ月=19,270,000円

対して、当社の「さくらの専用サーバ」によるホスティング構築をした場合の試算が、以下の通りです。

さくらの専用サーバ(月額)

5年間(60ヶ月)で計算した場合
初期費用2,685,000円+月額(60ヶ月)124,000円×60ヶ月=10,125,000円

このように、5年間で計算すると、およそ半分近くのコストカットが実現できることがわかりました。

サーバの納期から導入に至るまで

サーバを利用開始するまでに、さくらの専用サーバであれば最短10分でご提供が可能です。これまでのようにオンプレミスでのサーバ購入となると、ダンボールの開梱、ラックマウントケーブリングなどの作業をする必要があり、かなりの時間を要していましたが、スピードの面でも大きなメリットが見込めます。

運用保守について

さくらの専用サーバによるホスティングであれば、サーバ運用に最適な環境であるデータセンター内で、サーバ運用のプロによってしっかり管理されているので、お客様には安心して本業にとりくんでいただくことが可能となります。また、万が一の故障に対しても、保守部材をすべてデータセンター内でストックしているので、これまでのオンプレミス環境での障害時対応時間と比較し、スピーディな復旧が可能となります。

まとめ

コスト面、導入面、運用保守の面で、情報システム担当者様にとって利便性の高さをご提供できるのが「さくらの専用サーバ」や「さくらのクラウド」です。

私の想いとしては、ハードウェア運用については当社にアウトソース化していただき、情報担当者の皆様には、その空いた時間とコストを活用して、よりよい社内システム構築を実現していただければ・・・と考えています。「オンプレミスか or アウトソーシングか」で迷ったら、ぜひさくらインターネット営業部までお問い合わせいただければ、最適なプランをご提案させていただきます。よろしくお願いいたします!

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