さくらインターネット東京支社のオープンスペース・撮影スタジオをご紹介!

こんにちは!
クラウド事業本部の仲亀です!

今回は、さくらインターネット東京支社の32Fにある、オープンスペースと撮影スタジオについてご紹介したいと思います!

オープンスペース・撮影スタジオとは?

さくらインターネットの東京支社はもともと、配属された社員が勤務するオフィスとして活用されていました。しかし、世界的感染症の拡大により、さくらインターネットはリモートワークを前提とした働き方へシフトしました。これに合わせてオフィスを再構築しました、東京支社も固定席を大幅に減らし、その多くはフリーアドレスとしてオフィスのあり方を変えました。そして、併せて作られたのがこの「オープンスペース・撮影スタジオ」です!

以前から、東京支社にはイベント用に社外の方が入れるイベントスペースが求められており、今回のオフィスの再構築に合わせてオープンスペースとして作られました。また、これからの時代動画や配信が重要になってくることが見込めたため、専用のスペースである撮影スタジオ「STUDIO Sakura TKY」も作られました。

今回は、これらのオープンスペースや撮影スタジオについて、画像多めでご紹介したいと思います!

オープンスペースのご紹介

まずはオープンスペースの全体像。それなりの広さの空間の中に、大きなソファや机などが置かれています。

入口の方はこんな感じで、ゲスト用のドリンクや各種イベント用の冷蔵庫も用意されています。

また、スペース内にはこんな感じでZoom Roomsが置かれており、社内外問わずシュッとリモートワークの人たちとミーティングができます。

他にもこんな感じのエリアも。端っこのスペースで周りを気にせず作業やミーティングができます。この囲まれてる感めっちゃいいですよね。

ちなみにブラインドの向こうはこんな感じで、新宿警察署裏の丸い信号機が有名な交差点が見えます。この日は曇りでしたが、晴れていればより良い眺めになると思います。(その分日差しが暑いですが…笑)

こんな感じで小さな机とZoom Roomsのセットもあります。ソファだとリラックスしすぎる場合に便利。

他にも、主に1on1や1人で利用するオンラインミーティング用の部屋が2つ用意されています。シュッとミーティングしたいけど、音が漏れるのを気にする場合にはとても便利。

中はこんな感じ。ちなみにブラインドを開けると直射日光が辛いので、基本的にブラインドは下げること推奨です笑

さて、オープンスペースの奥はこんな感じで、普段はちょっとした机とZoom Roomsが並べられています。

また、すぐ横にはマイクなどの機材が置かれています。謎の白いのは司会の人が使うような演台です。

実はこのオープンスペースはイベント利用も考慮して、会場にスピーカーやプロジェクターが備えられています。また、オープンスペースは、奥のエリアを「セミナールーム」として分離できます。こんな感じでパーティションがおいてあり…

こんな感じで、部屋を2つに分けることができます。


さらに、部屋の奥にあった机や椅子をスクリーン側に向けることで、まさにセミナールームとして活用できます。机をすべて並べると、全28脚座席を用意できます。


ちなみに、セミナールームとしてパーティションを並べたとき、オープンスペースから見るとこんな感じ。パーティションのグラデーションがいい仕事をしていて、ある程度閉鎖感をなくしつつ、それでいて一体感を持たせています。

スタジオのご紹介

ここからは皆さんお待ちかねのスタジオのご紹介。このスタジオは、主にさくらの社員が普段よりもちょっときれいにミーティングしたい時の用のグリーンバックや、イベントの配信などに活用されます。まだ色々試行錯誤中なので結構ゴチャっとしています笑

ここはグリーンバックエリア。ガッツリ一眼レフとか業務用カメラを使いたいわけじゃないんだけど、それなりにきれいにミーティングで顔出ししたい場合などに便利。たとえば全社ミーティングとか、あとは各種動画の撮影などにも活用できます。

演者視点はこんな感じ。二人まで一緒に話せるようにマイクが2つ置かれ、照明も用意されているのでとても便利。PCだけ持ってくればOKです。

ちなみにカメラはこれ。いろいろな人が使うので、できるだけ構成はシンプルに、ビデオキャプチャなどは使わず単にWebカメラを置いています。

場所を移動して主に配信機材があるエリアに。ここには自由に使えるPCとモバイルモニタ、ビデオスイッチャーが置かれています。スイッチャーはRolandのVR-4HDです。いい機材だけあってとても使いやすくて私のお気に入りです。

オープンスペースの床には、HDMIの受け口が埋め込まれており、このビデオスイッチャへ接続されています。こうすることで、PCなどを接続するとそのままプロジェクターへ出力されるだけではなく、このスイッチャーまで映像が来るので、この机でそのまま配信が可能。

そして、このオープンスペースとスタジオを連携させると、このような感じでガラス越しにスイッチングが可能になります!これにより、イベントスペースと配信エリアを明確に分けつつ、リアルタイムに現地をモニタリングできる素晴らしい構成です。

スタジオには他にも、マイクや三脚、各種カメラなど様々な機材がゴロゴロしています。

オープンスペースやスタジオの利用

オープンスペースを活用したい

ということで、さくらインターネット東京支社のオープンスペースやスタジオをご紹介しました。

現在は情勢的になかなかオフラインイベントが厳しい状況かもしれませんが、弊社としてはこのスペースを自社だけでなく、多くの方々に使っていただきたいと思っています。とはいえ、まだまだ私達にはこういったスペースの活用事例が少なく、足りないものも多いため、ぜひ一緒にこのスペースを活用していただける人や組織を求めています。

ぜひ、さくらインターネットのサービスを利用している方、さくらインターネットがスポンサーしているコミュニティ、はたまたさくらインターネットに興味がある方など、ぜひ今後も継続的にフィードバックしていただけるような方を求めています。

オープンスペースやスタジオを使ってみたいと思ったら、sakura-club@sakura.ad.jp までご連絡ください。

ご利用可能な機材

スタジオには、各種配信に必要な機材をご用意しています。ここでは、一部の主要な機材をご紹介いたしますので、ご参考にしてください。(2023年8月時点の情報です)

常設設備

  • プロジェクタ x2
  • マイク x4(ハンドx2 + ハンド or ピン x2)
  • スピーカー x2

プロジェクタやマイクなどは常設設備としてすぐにご利用できる状態になっています。何もしなくても、PCの映像や音声がスピーカーから出力され、マイクは最大4系統を同時に利用可能です。

マイクについては、2系統はハンド専用、残り2系統はハンドまたはピンの排他で利用できます。そのため、「司会はハンドマイクでいいけど、一部の演者はピンマイクにしたい」といったような要望にもお答え可能です。また、これらの音声は直接オーディオミキサーに個別の音声として入力可能です。

プロジェクタについては、2系統のスクリーンに同一または別の映像をそれぞれ出力可能です。たとえば片方にはウェイティング映像を、片方には演者のスライドを表示するような使い方も可能です。

配信関連機材

  • ビデオスイッチャー Roland VR-4HD
  • ビデオスイッチャー BlackMagic Design ATEM Mini
  • オーディオミキサー YAMAHA MG12XU
  • ノートPC Lenovo ThinkPad X280
  • ビデオカメラ Sony FDR-AX60

VR-4HDとMG12XUはそれぞれ十分なスペックを持った機材ですので、大抵の配信には耐えられるのではないかと思います。一部、映像入力が足りなくなった場合には、ATEM Miniを間に入れるなどしています。

その他、17インチ級のモバイルモニタや照明、三脚など、配信・収録に必要そうな機材は概ね揃っています。

また、ケーブルについては映像系・音響系多数ありますので、大抵のユースケースには耐えられるかと思います。また、一部10mを超える長尺ケーブルも用意があります。たとえば映像系であれば、SDIケーブルとHDMI/SDI変換デバイスがあります。

その他

  • 電源タップ多数
  • 有線LAN、無線LANあり(回線は同一の1系統のみ)

活用事例: さくらの聖夜

2021年12月に配信された、さくらの聖夜の配信拠点として利用しました。スタッフや演者はオフラインで、それ以外の視聴者はオンラインというハイブリット構成による配信でした。このときは、オープンスペースに各種机などを並べて配信を行いました。




活用事例: CloudNative Days

クラウドネイティブな技術や組織論などを中心としたカンファレンスを行うコミュニティです(公式サイト)。さくらインターネットでは、さくらのクラウドをコミュニティ支援としてリソースを提供しており、今回はカンファレンスの配信に関する事前検証としてオープンスペースを提供しました。

ということで、こんな感じでさくらインターネットの東京支社にはイケてるオープンスペースとスタジオが爆誕していました!ぜひ使ってみたいな~と思いましたら、ご連絡いただければと思います!