さくらのVPSを使ってシステム開発に必要な知識を学ぶ 〜第2回〜

はじめに

本連載は、システム開発に必要な知識を得るために、一通りの流れを学ぶことを目指しています。
前回の記事では、連載全体の概要と、GitHubの主な機能を紹介しました。今回からはGitHubの使い方を解説していきます。

GitHubアカウントの作成

GitHubアカウント作成に必要なもの

GitHubアカウント作成に必要なものは以下の通りです。

  • メールアドレス
  • クレジットカード(有料プランを使う場合)

くわしくは公式ドキュメントの「新しい GitHub アカウントへのサインアップ」をご覧ください。

なお、基本的に本連載はFreeプランで実施します。GitHubのプランについてはプラン紹介のページをご覧ください。

ちなみに月払いの場合は下の画像の通りです。

年払いの場合は下の画像になります。

GitHubアカウント作成の流れ

  1. https://github.co.jp/ へアクセスします。
  2. 「GitHubに登録する」か「サインアップ」をクリックします。
  3. フォームが表示されますので、以下の項目を入力します。
    • Username:GitHubにおける自分のユーザー名になります。
    • Email address:GitHubで使用するメールアドレスになります。
    • Password:GitHubのログインパスワードです。
    • Email preferences:GitHubからのお知らせを受け取りたい場合はチェックを入れます。
    • Verify your account:アカウント認証になります。
  4. 「質問に回答して あなたがロボットではないことを証明してください」に対して回答すると、チェックマーク(下記の画面)が表示されます。
  5. pass codeの入力画面へ遷移します。
  6. 登録したメールアドレスへpass codeが送信されます。
  7. pass codeを入力した後、下図画面へ遷移します。開発人数規模を聞かれるので、自分だけの場合は「Just me」を選択します。
  8. GitHubの機能紹介説明が表示されます。これはスキップします。
  9. 下図の画面が表示されれば、GitHubアカウント作成完了です。
  10. GitHubに登録したメールアドレスには下記メッセージが届いています。

上記手順で、GitHubアカウントの作成手順を学び、作成できました。

リポジトリの作成

ここからはGitHubの操作方法を解説していきます。まずはリポジトリの作成方法です。

  1. 下図赤枠のどちらかをクリックします。
  2. Ownerを設定します。デフォルトで自分になっていますので、そのままにします。
  • 今後OSSの活動に関わることでさまざまなリポジトリに参加すると、Ownerの選択肢は複数になります。
  • リポジトリ名を入力します。
    • 今回は最初のリポジトリ名なので緑の✔マークが付きます。
    • 今後リポジトリが増えていったときに、重複したリポジトリ名を入力すると下図のような表示になります。
  • Descriptionにリポジトリの概要を記載します。(省略可能です)
  • リポジトリの公開/非公開を設定します。Publicは公開、Privateは非公開です。
  • 「Initialize this repository with」は、リポジトリ初期化の際に実行されるオプションです。
    • Add a README file
      • ここにチェックを入れると、リポジトリ作成時にREADMEファイルを作成します。
      • READMEには、このリポジトリやソフトウェアの説明を記載します。
      • 詳しくは、Learn moreをクリックして読んでください。
    • Add .gitignore
      • gitの管理対象外のファイル・フォルダを指定できます。
      • 最初は指定なしでも大丈夫です。
    • Choose a license
  • Create repositoryボタンをクリックします。
  • 下図の画面が表示されれば、リポジトリ作成は完了です。
  • 上記手順で、GitHubリポジトリの作成手順を学び、作成できました。

    つづきは次回

    GitHubの下記操作方法は、次回以降の記事にて解説します。

    • project
    • wiki
    • label
    • milestone
    • issue