石狩データセンター3号棟 建設レポート その1

石狩データセンター3号棟

昨年10月、さくらインターネット石狩データセンター3号棟の建設が始まりました。
本記事では、石狩データセンター3号棟の現場建設工事状況について、ご紹介していきたいと思います。

現在、3号棟建設工事は1月からの冬期休工期間を経て4月より工事を再開しています。
今回は、昨年末までの工事状況をご紹介します。

2015年9月末時点の石狩データセンター敷地を上空から撮影したものです。
敷地に横長に建っているのが既存の1・2号棟で、3号棟は既存棟に対して直角(T字型)に建てられます。

ちなみに航空写真はドローンで撮影しています。

基礎工事のための掘削工事の様子です。

掘削していると、昔取り壊されたサイロ(酪農家が家畜用の飼料を収蔵する建物)と思われる瓦礫が土の中からでてきました。

基礎工事がどんどん進みます。

11月に入り雪が降ってきましたが、工事区画に仮設の屋根を設置して工事は進みます。

12月末、基礎工事が完了しました。

この状態で冬を越し、年明け4月より工事再開です。

冬季休工期間中の3号棟現場の様子。(吹雪で向こう側が見えません。)

1月に入り、建設工事は休工となりましたが、この冬季期間を利用して3号棟外壁材のテストをするためのモックアップを設置しました。

このモックアップは、実際の3号棟と同じ高さです。

使用予定の外壁材が石狩の冬期間中にどのような影響(氷点下の気温、吹雪、積雪、つらら等)を受けるか、モックアップで確認しています。
このモックアップは、4月にはデータ収集の役目を終えて撤去されることになります。
3号棟建設工事の様子はちょうど1・2号棟の事務所から見ることができます。
工事現場は10数区画に区切られ、1・2号棟から一番遠い区画から1・2号棟側に向かって工事が進められたのですが、工事区画があっという間に迫ってくる様子は圧巻でした。

次回は、4月の工事再開以降の様子をお届けする予定です。

設備担当:北野