第2回さくら石狩DC見学ツアー さくらの夕べ in 石狩ルポ(1)
2013年11月、さくらインターネットの石狩データセンター(以下石狩DC)は、開所から2周年をむかえました。
これを記念し、昨年の時点では未施工だった2号棟の内側のお披露目会を兼ねて、有志をつのって「第2回石狩DC見学ツアー ~さくらの夕べ in 石狩~」を実施しましたので、その様子をご報告します。
大阪&東京から北海道へ
さらに移動時間を利用して自己紹介タイムを設けました。
途中から「人見知りなので、よろしくお願いします。」が定型フレーズ化(笑)
石狩データセンターに到着
幸い当日は天候にめぐまれ「それほど寒くないね」という声多数。
エントランス前で並んでいただき、順番に中へ。
会議室内で恐縮ですが、石狩丼をご用意しました!
北海道の海の幸!
石狩DC見学会
参加人数が多いため、2班にわけてご案内します。
途中で迷子等にならないよう、点呼をとらせていただきます。
石狩DCでは、北海道の涼しい気候を活用した、外気による冷却システムを採用していますので、その全体像をポイントごとにご紹介します。
見学者からの質問に、基盤戦略部担当部長の宍戸がこたえます。
壁面の超高感度煙感知器の精度に、「おぉ~」という声があがっていました。
写真上部の箇所から外気を内部に取り込みます。
ここもほぼ外なので寒いです。
こちらは最近交換したばかりのほぼ新品な状態。
ちがいがわかりますでしょうか?
巨大な発電機がズラっと並びます。
「実際に稼働すると、どれくらいのエンジン音なのか?」といった質問がでていました。
ラックやサーバー機材を搬入するエレベーター、ギリギリ見学者全員がいちどに乗れました。
使用電力、外気利用状況、PUE値、ラック内温度等が逐一チェック可能なことが視覚的にわかります。
奥に冷気を送るためのファンがみえます。
通路をシャッターで閉じこめ、熱を天井へと排気します。
パネルも用いて空調の仕組みを説明しました。
建物自体は2011年10月に完成していますが、
見学ツアー実施時点では電気設備や空調設備などの工事を行っていました。
ラックサイズは1号棟で使用していた幅700mmのラックと異なり、600mmを基本としています。
サイズが小さくなったので、設置できるラック数が増えました。
1号棟で培ったノウハウが活かされ、新たな試みにも取り組んでいます。
続く会議室でのプレゼンテーションタイムが始まるまでの時間を利用して、休憩エリアの紹介。
冬場はここから雪景色を眺めてほっこりしたりします。
プレゼンテーション
さくらの運用スタッフによる「開所から2年間の歩み」と題したプレゼンテーションが行われました。
このプレゼン内容については、別途記事化していますので、そちらをご覧ください。
サーバ室内の現場スタッフとタブレット端末を利用した「リモートダブルチェック」を実演しました。
懇親会
バスの移動時間中も準備していただき、ありがとうございました。