さくらのインターンシップ 2018冬 ITコンサルタントコースレポート

みなさんこんにちは! さくらインターネット 人事部の山田です。

2018年2月13日から15日にかけてインターンシップ(ITコンサルタントコース)を行いました。インターン生がさくらインターネットのセールス社員として、お客様からご要望のヒアリングをおこない、ヒアリングした内容を元にサービスのご提案を致しました!本記事では、ぎゅぎゅっと凝縮した3日間のインターンシップの模様をインターン生自身にレポートしていただきます。インターンシップに関する過去の記事もぜひご覧ください。

1.インターンシップ体験レポート ~吉田優広さん~

武蔵大学人文学部ヨーロッパ文化学科から参りました、吉田優広と申します。営業という仕事がどういうものか知ることと、自分の可能性を広げるためにこのインターンへと参加しました。

「学びの多かったカリキュラム」レポート

自分の中で特に印象に残っているカリキュラムは、初日の社員さんの目の前で行った「自己紹介」です。何故たった1分足らずの自己紹介を挙げたのかというと、自分の中で強烈なインパクトを残し、かつターニングポイントとなったイベントとなったからです。
インターン1日目の自己紹介は、セールスマーケティング本部に属する社員さんが参加する定例会議にお邪魔する形で行われました。このインターンで初めて(正確には違いますが)初対面の人しかいないところで喋る機会でした。この時、人をあえて見ないことで何とか心を落ち着けていました。しかし、他のインターン生がすらすらと自己紹介とインターンへの決意を述べているのを見ていると、漠然とした不安が襲って来ました。
「うまく話すことができるだろうか?」「決意は考えたことを話せばいいじゃない!」と脳内で自問自答を繰り返していたら、自分の番が来ていました。前の人からマイクを渡されてからは一気に緊張が体を駆け巡って、自己紹介までは何とか話せましたが、決意表明が途中でつかえてしまいました。その時の沈黙は2秒程度だったでしょうが、自分にはまるで永遠のように感じられました。

社員さんの前で自己紹介。緊張><

 

セールスマーケティング本部の会議に参加!

今回のインターンシップで得たもの

この瞬間、インターンで自分が直さなければならない点を明確に認識しました。その後のカリキュラムや営業同行、商談ではその悪癖と格闘しながらも、場数を踏むことによって少しずつでしたが、改善することができました。
ここまでちょっとお堅い文章しか書けなかったので、自身の緊張緩和が上手くいけば、会話にユーモアを入れるのが次の目標になる……のでしょうか?

2.インターンシップ体験レポート ~和田翔平さん~

日本工学院専門学校ITスペシャリスト科からやって来ました、和田翔平と申します。私が今回のインターンに参加したのは営業というサービスをご提案する人と、そのサービスをつくる人との関わりを実際の現場で見てみたいと思ったからです。今回のインターン中で唯一の専門学校生ですが食らいついていくぞ!という想いで課題に取り組みました。

「学びの多かったカリキュラム」レポート

インターン中の3日間濃密でいろいろなことがありましたが、その中でも印象に残っているカリキュラムは1日目に行った営業とはどんな仕事なのかについてのディスカッションです。
まず初めに、グループのみんなが営業という仕事に対してどんなイメージを持っているのか意見を出し合いホワイトボードに意見をまとめ、その後実際に現場で働いている社員さんに質問形式で実際の営業の現場について教えていただきました。
私も含めみんなITコンサルタント、営業という仕事についてアバウトなイメージしか持っていなかったので苦戦しました…
私たちのグループはポジティブなイメージよりもネガティブなイメージのほうが多く出てており、社員の方に「こんなにネガティブなイメージ多いの!?」と驚かせてしまいましたが、実際の現場についてのお話を聞くとその誤解は段々と解けていきました。

ネガティブワードはどんどん出てくるのに・・・

 

体験してみないとわからない営業のおもしろさを発見

今回のインターンシップで得たもの

最終的にはグループメンバーが思い描いていたイメージとは大きく異なり、営業という仕事の厳しい一面とともに、営業という仕事だからこそ味わうことのできる達成感、やりがいについて教えていただきました!

あとがき

事前課題のプレゼンテーションから始まり、座学、グループディスカッションと濃密なスケジュールでしたが、インターン生たちの緊張もだんだんとほぐれ、インターン初日から最高のスタートとなりました!

3.インターンシップ体験レポート ~塩澤涼子さん~

3日間のインターンに参加させて頂きました、塩澤涼子と申します。趣味は体を動かすことです。冬はスノーボードに励んでいます。

「学びの多かったカリキュラム」レポート

学びが多いと感じたカリキュラムは、「Points of You」というカードを用いたグループワークです。こちらのワークは2日目と3日目の朝に体験しました。アイデアやひらめきを引き出すために行われる頭の体操のようなものです。
カードの表側は日常生活を切り取った写真です。被写体は風景であったり、人物であったり…。裏側にされた状態でカードを引き、写真を見て自分がどのように感じたのかを言葉にします。今回の課題は、ただ自分の気持ちを話すだけではなく、インターンへの意気込みに繋がるように話すというものでした。
大変分かりづらい説明になりましたので、具体的な話をしたいと思います。
私は『大きな木と木製のベンチが隣に並んでいる』写真を引きました。何となく「成長」という言葉が思い浮かびました。そこで、「この大きな木はいずれベンチとして実用品に加工される。私はこの木のようにインターンを通じて大きく成長し、成長するだけでなくグループワークで役に立てるように(実用品のように?)頑張りたい。」と話しました。

発想力が試される!

今回のインターンシップで得たもの

このワークを通して、写真を見て短時間で自分の考えを言葉にする瞬発力や柔軟な発想力の大切さを感じました。初めて取り組んだときは苦戦したものの、2回目は想像することを楽しみながら取り組むことができました。また、営業をするには柔軟な発想が必要不可欠だと考えます。お客様の課題を解決する方法は多様で完璧な正解はありません。どうすれば最も良い結果を出せるのかを検討する力が重要となるはずです。

あとがき

高校時代、生物の先生に「またテキトーなことばっかり言って…!」と怒られたことがあります。悪気はないのですが、思ったことが言葉として口からどんどん出てくるのです。深く考え過ぎない人はこのワークでは無敵なのかもしれません。
考え過ぎないのは強みであり弱みです。深く考える力を養うことが人生の大きな課題です!!!!

4.インターンシップ体験レポート ~佐藤広基さん~

インターン生の佐藤広基(さとうひろき)と申します。佐藤も広基もありがちな名前なので、周りからはsugar(しゅがー)と呼んでもらっています。

「学びの多かったカリキュラム」レポート

自己紹介から滑り散らかしているインターン生・しゅがー。そんなしゅがーがご紹介するのは2月14日(インターン2日目)の「営業同行」です。
営業同行は、社員さんがヒアリングをする様子を間近で見聞きし、「どのように必要事項をお客様から訊き出すのか」を観察し、学ぶことが目的です。
営業同行は、さくらインターネットのオフィスではなく、アイティーエム株式会社でおこないました。部屋に案内されてからは静かな空間に緊張した面持ちのインターン生・しゅがー。事前に練習した名刺交換をミスなくできるのか、ちゃんとメモを取れるのか、アイスブレイクでどんな内容が振られるのか、そんな色々な不安が頭の中をぐるぐると駆け巡りました。いざヒアリングが始まると、さくらインターネット社員の小林さんがスムーズにお客様にヒアリングすべき項目のBANT(Budget・Authority・Needs・Timeline)を訊き出しました。速い、すごい速い……「これが社会人のスピード感なのか」と圧倒されながらも食らいつこうとメモを必死に取っていたら、いつの間にか終わっていました。

アイティーエム株式会社様に向かう後ろ姿

 

受付を鳴らして担当者の方を待つ

 

ヒアリング項目を聞き逃さないようにしっかりメモ

 

さくらインターネットの社員の方の商談姿を目に焼き付ける

今回のインターンシップで得たもの

営業同行を終えて、手にはびっしり書き込まれたメモ用紙。ただ、得たものはそれだけではなく、話し方や今まで分からなかった社会人の現場感のような貴重なものも学び取れた気がします。密度が濃い充実した約1時間を過ごすことができました。

あとがき

世間はバレンタインで浮かれている中、インターン生・しゅがーはチョコよりもちょこっと良いモノを得られたのでした。

5.インターンシップ体験レポート ~加藤美晴さん~

ITコンサルタントコースのインターンに参加させていただきました、加藤美晴です。映画と音楽が好きで大学ではメディア社会学を専攻しています。

「学びの多かったカリキュラム」レポート

3日間のぎっしり詰まったカリキュラムの中で、私の中で学びが多かったと感じたのは、2日目の「ものの伝え方」に関するワークです。ものを簡潔に、正確にわかりやすく伝える方法について学びました。
一つ目のポイント「要約力」については、とあるインターネットのニュース記事を読み、30字以内で要約しました。まずは自分で作成してから、グループの4人で共有し、一文にまとめました。どこに焦点を当て、どの情報を捨てるかは各メンバー、グループで個性が表れていました。実際のタイトルを聞いて、一同が「おーっ」と納得の声。(そりゃそうか!)ここでは、内容の優先順位をつけること、順序を考えて文を組み立てることの必要性を学びました。
もう一つのポイント「構造化」では、一人がイラストを言葉で伝え、もう一人が絵を描くワークを行いました。そのお題がなかなかの難易度……!!「構造化」では伝えたい内容のテーマや目的を最初に伝えること、結論(概要)を最初に話すことが重要でした。私は絵を描く側として、全体像やサイズ感が分からずどう配置すべきか苦戦しましたが、確かに全体像が掴めれば、理解も早いなと実感しました。他にも、わかりやすさを求めるのであれば感情の表現は省く、修飾語を必要以上に使わないなど、物事を伝える際に心がけるべきことがたくさんありました。

言葉の伝え方の難しさを再認識

今回のインターンシップで得たもの

ヒアリングにおいて、どれだけ必要な情報をもれなく聞きだせるかということだけでなく、いかに簡潔に、本質をとらえて「伝える」ということの重要性を学ぶことができました。ここで学んだことは、営業にのみ当てはまることではなく、文章を書く時や面接で自分のことについて語る時、また日常で言葉を扱うあらゆる場面で活用できると感じました。

あとがき

営業同行の緊張もほぐれた2日目のワーク。リラックスした空気の中、楽しみながら学ぶことができました。チームの画力はなかったけど(笑)、結果仲は深まった……かな!?

6.インターンシップ体験レポート ~謝花啓介さん~

こんにちは。私は近畿大学産業理工学部電気通信工学科の謝花啓介と申します。趣味は音楽を聴いたり、ゲームをしたりすることです。私が今回のインターンに参加した理由は、ITコンサルタントという仕事がインターネットで調べただけではよくわからず、実際に体験し理解を深めたいと思ったからです。

「学びの多かったカリキュラム」レポート

私が3日間のなかで一番印象に残っているカリキュラムは、3日目に行われた商談ロールプレイングです。3日間の総まとめともいえるこのカリキュラムは1日目に行われた座学や2日目に行われた営業同行などを活かして、お客様に対して何のサービスが一番適切で、喜んでいただけるかをチームで考え提案するというものでした。

お客様のところへ伺って必要な情報を聞き出すヒアリングでは、頭の中ではイメージできているものの実際にやってみると言葉が出なかったり、情報を十分に聞き出せなかったりととても難しく感じましたが、メンバーのフォローもありうまくすすめることができ、チームワークが感じられました。
また、発表の後で他のチームの資料を見ていると、もっとこうすればよかった。と思うことが何度もあり、限られた時間の中で相手にわかりやすい資料を作成するというものはとても難しく感じました。

最終商談に向けてスケジューリングを自身で行います

 

サービスの提案に向けてお客様にヒアリング

 

緊張感漂う最終商談

今回のインターンシップで得たもの

今回のインターンに参加したことにより、今まで持っていた営業のイメージが変わり、相手から情報を聞き出したり情報を伝えたりする難しさ、チームワークの大切さを学び、難しいなと思いましたが、やりがいがあるなと思いました。これらのことは営業以外でも大事なことだと思うので今後に活かしていけたらいいなと思います。

あとがき

さくらインターネットの社員さんはわからないことがあると納得するまで説明してくれて、とても優しく温くてこのインターンに参加できてよかった!と思いました。そして、Noooodles(自身のチーム名)は最高のチームでした!!

7.インターンシップ体験レポート ~中野睦生さん~

私は鶴見大学文学部英語英米文学部の中野睦生と申します。IT業界は私が所属している学部と全く異なる業種になるのですが、興味を持ったのはつい最近のこととなります。

私が今回さくらインターネットで行われたインターンに参加しようと思ったきっかけは、さくらインターネットが去年の12月下旬に開催していたITについての勉強会に参加し、さくらインターネットに興味を持ったことでした。

「学びの多かったカリキュラム」レポート

カリキュラムの中で私が最も印象に残ったのは3日目のグループワークになります。その理由として、2日目の営業同行でヒアリングの仕方に関しては理解したつもりだったのですが、いざ実践してみるとこれがなかなか難しいものでした。最終的には適切なサービスを提案することができましたが、先方に失礼がないようにと意識をするうちに、顧客に最善のサービスを提供するにあたって聞き出さなければいけない必要な情報を聞き出すことができないといったことが起きたのです。

サービス提案の構成をどうしようかな~

 

先輩社員にもアドバイスをいただきました

 

お客様の要望に沿っているかな!?

今回のインターンシップで得たもの

3日間のインターンを終えて、IT業界とは、さくらインターネットでITコンサルタントとして働くとはどういうことか、社内の雰囲気、私自身の課題が鮮明になりました。また私はキャリアビジョンを形成するうえで、とても貴重な体験をさせていただけたと実感しています。

あとがき

最後に、私は全くITの知識がない状態でのインターン参加となりましたが、社内の皆様、同じく参加したインターン生の皆様の温かいご指導もあり、とても充実したインターンになりました。本当にありがとうございました。

8.インターンシップ体験レポート ~高木冴輔さん~

京都工芸繊維大学先端ファイブロ科学専攻の高木冴輔です。大学では化学系の研究室に所属しています。もともとさくらインターネットに興味があり、実際の職場で業務の体験をすることで、もっとさくらインターネットを知ろうと思い、今回のインターンに参加しました。

「学びの多かったカリキュラム」レポート

インターン期間中の3日間は4人のチームに分かれて、様々な課題に取り組みました。初対面のメンバーがそれぞれ課題の中で自分の役割を見つけていき、チームワークを築いていく経験が他ではできないことだと思います。ワークを進めていく中でお互いに熱くなったりする場面もありましたが、課題を解決するごとにお互いを理解できるようになりました。
最後には、インターンの中での自身の動きに対して、チームのメンバーから良かったところと改善の余地があるところのフィードバックをもらって、どう見られていたのか、何ができていて何ができていなかったのか知ることができました。この経験を今後につなげたいと思います。

チーム内でどのサービスが適切かを話し合いました

 

時には意見がぶつかる時もありました

 

インターン生同士、刺激を与えあうことができました

今回のインターンシップで得たもの

営業がどういった業務なのか知ることができました。そして社員の方のお話を聞かせていただいたり、仕事の説明を受けることで会社の雰囲気を感じることができました。

あとがき

なによりも楽しい3日間を過ごさせていただきありがとうございました。さくらインターネットの社員だけでなくインターン生同士の交流で学べることが多く、今回のインターンに参加してよかったと思いました。

インターンにご協力いただいたアイティーエム株式会社のみなさまと一緒に!